ぼんやりしていたら7月。
昨年、12月にCA4LAという日本の帽子ブランドに私の作品である
刺繍の目のモチーフを盗用された事が発覚しました。
仕事関係の方々、友人などの協力によりSNSで拡散され、
それに気づいたCA4LAは盗用を認め、謝罪という面談を何度か繰り返しました。
ですが、CA4LA側はこちらの苦しみや謝罪の意味を全く理解できず、
対応のひどい担当者ではらちがあかず、
今は向こうの弁護士とのやりとりになっています。
弁護士から手紙がくると、なんだか恐ろしくて封をすぐ切れないのです。
息苦しくなって、中身をきちんと読み、次のステップを思考する事ができなくなります。
心が疲弊してなかなか進みません。
一個人アーティストの作品を平気で盗用し、そして謝罪の意味を
全く理解できていない会社って。
大変悲しく、気力が失われ、淡々とした日々が続いています。
まあ、ちゃんと謝罪できる会社なら、盗用するデザイナーなど育てないですよね。
私もおしゃれすること好きだし、ファッションの悪口をいうつもりはないですが、
毎シーズン新しいデザインに追われ、
そこから知識と能力のないデザイナーたちが締め切りに怯え、
インターネット検索から世界中のデザインだし、バレないと考え、デザインを盗用する。
まさに私のモチーフもCA4LAのデザイナーがピンタレストから盗用したそうです。
今でも私はアーティストとしてのブランドを傷つけられ、
制作するための時間をこの盗用によって止められています。
CA4LA側にここの部分を主張しても無視されています。
理解さえもできないのでしょう。悔しいです。
向こうは自社のウェブサイトにプレスリリースとして謝罪したからOKと
思っているようですが、簡単にあそこまで向こうが自発的にリリースした
のではありません。
あのプレスリリースまで持っていくまでのくだらない面談と時間を返して欲しいです。
どうしてよいのか困っています。