2012/08/03
真珠の耳飾り?
上野の都美術館でやっているマウリッツハイツ美術館展に行ってきました。
都美術館も久々でリニューアルしてから初めて。
見た目全然変わってない。でもエレベーターがついてたりしてちょっと新しいかな?
マウリッツハイツ美術館展の目玉はあのフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」。
マウリッツハイツはオランダのハーグという街にある小さい美術館で、
私は学生の頃訪れた事があります。
誰もいない部屋にあった少女の小さい絵をぼんやり見た記憶があります。
フェルメールよりも他のフランドルの画家の肖像画の背景の青が
美しかった記憶がありました。
フェルメールは本当に人気者ですね。
夕方に行けば人が少ないと言う話をきいて閉館間際に。
昼間に比べたらこれは空いてるというのかな?
作品点数も少ないし、それほどいい絵も来てないし。フェルメールだけ。
その絵も近くで見るのにとぐろを巻いてましたので
遠くからちらっとながめさせてもらいました。
ちっとも素敵にみえやしない。
私の鑑賞の持論はあるべき場所で見る事が一番いいと思ってます。
その土地の空気や作家のいた場所を感じながら鑑賞するのが
その作品の歴史や作家の意図を一番感じやすいと思います。
オランダの風景画と今のオランダの平らな風景を重ねると
思いはずっと絵画の世界に入り込めるはず。
日本でオランダの風景画みたってちっともあの空の広さを感じない。
お祭り騒ぎで鑑賞するのもいいけれど。
がっくりした後に見た別にちいさな展示、「都美術館ものがたり」にあった
梅原龍三郎の紫禁城がとてもよかった。
綺麗なオレンジとグリーン。
少し機嫌がなおりましたw
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