2012/12/14

自分と家族と親友を信じる。



心が折れそうになった時にいつも助けてくれるのは家族と親友です。
それと大切にしてる本。何度も何度も読み返します。



そして自分を信じる。


端からみると遠回りして生きている様に見える人もそれはその人にとっては
意味があるのだと思います。

その人にもそれは意味があるのかわからなくても苦しくてもきっと
意味があるんだと信じています。








もっと研ぎすましたい。
心を。


今日はそう感じる日になりました。







作品に繋げたいな。

2012/12/03

イギリスの水彩画


渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催されてる展示を観てきました。
マンチェスター大学ウィットワース美術館の水彩画の収蔵作品の展覧会です。

水彩画を教えるという仕事をしてから水彩画が気になるようになってしまいました。
職業病かなあ。
なかでもターナーのすばらしさが大変な気づきでした。
あの美しさは若い頃は全然わかりませんでして(笑)。
古くさいなーと思ってました。(本当すみません)

今回数点のターナーの水彩がみられて満足でした。青と赤茶の組み合わせの美しいこと!
小さい暗い形の筆使いも歯切れ良くて気持ちよかったです。
晩年の抽象的な水彩は黄泉の国にいる様でした。

すごいなあと思うのは200年前の水彩画と比べてイギリスの田舎風景が今でも殆ど変わっていないという事。
自然の美しさを大切にしているイギリス人の心うらやましい。



2012/11/26

イラン映画「庭師」を観ました

庭師」を観ました。
モフセン・マフマルバフ (Mohsen MAKHMALBAF) というイランの監督がつくった映画です。

19世紀半ばにイランで創始されたバハイ教という宗教の本部で働く信者をドキュメンタリータッチで撮った映画でした。ハバイ教という宗教を初めて知りました。
イスラムから弾圧されていた時期を経て世界中で信者がいる世界平和を教義としている新しい宗教なのだそうです。
なかなか興味深い宗教でした。

ハバイ教はイスラエルに本部を構えています。
イスラエルはご存知の通りイスラム、キリスト、ユダヤ教にとっても重要な場所でもあります。
またそのイスラエルという土地を通して平和と戦争、宗教の関係を観るものに考察させる映画でした。


宗教と平和は近いようで遠いものだと思いました。宗教は何の為にあるのだろう。
信仰は人にとって不可欠なものだと思っていますが。
争いはいつもそこから来ているような気がします。

もっと勉強したいと思った映画でした。



画像は映画とは全然関係ないですw
その夜に食べた南インド料理です。辛くて美味しかったです。

聞いた事の無いメニューばかりでこの次はアラカルトで頼んでみたいです。
インド家族のお客さんも来ていて、彼らが頼んでるメニューが気になって店員さんに聞いてみたらメニューにない料理を食べていたり!!なんだそれ!うらやましい〜


これ南インドの軽食クレープみたいなもの。美味しかった。

2012/11/15

秋ですね。


すっかり秋ですね。というかすでに冬の空気。
石川直樹さんの本を読みながらむずむずする旅心をおさえつつ。
ちくちく制作しています。

春にはイギリス行きたいなあ。と計画しているのですが。。
どうせ行くなら他にも寄りたいなあ。ベルギーでちゃんとアンソールとか
クノップフの「見捨てられた町」とかみたいな。

と妄想しながらちくちく制作しています。ちくちく......


2012/10/21

欠けてるもの の 魅力





松濤美術館でやってる古道具、その行き先 -坂田和實の40年-に行ってきました。
名前が似てるのでなんだか勝手に親近感をもっています、あは。



坂田さんが集めて来た世界各国の古いもの使われていた懐かしい物がたくさん。


壊れてしまったり朽ちてしまった形が美しい。


私は未完成の作品や壊れてしまった形に魅かれます。
その見えない先や以前あった形に思いを馳せたり想像したりするのが好きです。


坂田さんの集めた形たちは魂がやどっていて、
相性のよい主人の元へと大切にされているようです。


坂田さんは古い物たちと会話ができるイタコなのかも。
いいな。





私のもってる欠けたがらくたも大切にしようw




2012/10/14

ライク サムワン イン ラブ





アッバス・キアロスタミの映画「ライク サムワン イン ラブ」を見ました。

キアロスタミ「桜桃の味」の映画が大好きです。
キュメンタリーのような、まるでそこに自分が存在しているまたは
天使のような気持ちで見守っている様な感覚が大好きです。

今回もその話の空間に入り込んでいる様な不思議な感覚の映画でした。




でもこの映画は日本が舞台。
なので外国の方が撮る日本というイメージは日本人の私が感じる感覚とはもちろん違います。

まあそこの感想ははおいておきますw.



いま必要なインスタントな愛を求めて人は行動して失敗する。
生きるって寂しかったり切なかったりするから。


本当の愛ってもっと永遠で深いものってわかっているけれど、それだけでは現在の私たちを満足できない。



その葛藤こそが人間の愛すべき所なのかなあとこの映画を見た後に思いました。








人間てのは愛しい存在ですね。





2012/10/02

妻有アートトリエンナーレにいったこと


ちょっと前ですが、9月の半ばに新潟の妻有のアートトリエンナーレに行ってきました。
3年に一度のアートのお祭り。
冬はかなりの豪雪地帯であろう森の中や集落の中に作品が360点!

突然行く事になったので前日仕事終了後、夜に越後湯沢、次の日丸一日がっつり見学。夜、帰京というハードスケジュールでした。


しらみつぶしに見て行くと一日ではとうてい見れないので気になる作家を中心にまわりました。しかし作品と作品の間の距離が結構あるからたいへんだし、すごい山の中にある作品は探すのも一苦労w


宝探しみたいな感覚が楽しかったです。



草間の作品ものんびりした田舎にマッチしてるようなしてないような不思議な風景w

おなじみタレルの家。天気よくてよかったー。



アート作品もよかったけど、そばの花をはじめてみました。真っ白で小さい花でした。
運転してたから写真はとれずwきれいだったな。



あとは稲刈り直前だったので黄金に輝いていた稲穂が印象的。
なによりも自然の風景が美しかった。